P−比あるいはP/P+H比率等とも表されますが、これはリン酸亜鉛処理を行って得られた皮膜成分であるホパイトとフォスフォフィライトの比率を表すものです。ホパイトとフォスフォフィライトはかなり近い成分を有しているため、X線回折以外では両者を区別する事が困難です。X線回折でも両者のピークは近接しているため、便宜的にそのピーク高さの比率を用いてP/P+Hの式からフォスフォフィライトの比率を求めています(P:フォスフォフィライトのピーク高さ、H:ホパイトのピーク高さ)。
この比率を略してP比と呼んでいます。フォスフォフィライトの方がホパイトより耐アルカリ性が高いため、P比が高い方が耐食性に優れていると考えられていますが、この他にも耐食性を支配する要因は多いので注意が必要です。(総研 盛屋)
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