窒化処理によりオーステナイト系ステンレス鋼の耐摩耗性、耐焼き付き性が向上しますが、従来処理ではクロム窒化物を主成分とする窒化層(黒層)を形成するため、耐食性が著しく低下します。
パルソナイト処理の場合は、黒層を作らないため耐食性の低下が少なく、硬さと耐食性を両立させることが可能となります。
また、パルソナイト処理により生成する白層は磁性を帯びないため、オーステナイト系ステンレス鋼の磁気特性を損なうこともありません。
薄板の曲げ強さは、パルソナイト処理により著しく向上し、無処理材と比較すると1.8倍の値を示します。 |