半世紀錆知らず

昭和11年に建設されたNHK川口鉄塔は、東京タワーが建設されるまで日本で最も高い建築物として我が国の放送を支えてきました。鉄骨の表面には日本パーカライジングによってりん酸塩皮膜加工が施されており、建設後半世紀を経て解体された際の調査では、りん酸塩皮膜が残存しており、その高い防錆効果が実証されました。写真は現在一部が保管されている鉄骨の表面です。