まだ世の中にない
新たな機能を持つ
薬品を開発

研究開発職

総合技術研究所 第六研究センター
化学・生命系理工学 出身

F.Y (2020年入社)

現在の仕事内容について

総合技術研究所には研究員135人が在籍しており、9つの研究センターがあります。私の所属する第六研究センターは新たな顧客を創造するために、新規原料や新規薬品など、当社のコア技術になるような要素開発をおこなっています。第六研究センターは6つのテーマがあり、私は2つのテーマを任されています。まず1つ目は、開発した薬品の最適な使用条件の確立を任されています。薬品は、基材(例えば鉄やアルミニウム)に塗膜として形成させる必要があり、塗膜として最大のパフォーマンスを発揮させるためには温度やpH、時間などの各種パラメーターを緻密に設定する必要があります。
2つ目は、新たな機能を持つ薬品開発です。ここでは詳しく説明できませんが、まだ世の中にないような機能を持つ薬品、高付加価値のある薬品の開発を任されています。基本的には一つの分野を追求していくことになりますが、研究所では発表会等の催しもあり、他センターの話を聞く機会も多いです。

仕事のやりがいについて

自分のパフォーマンス次第で仕事の進捗が決まるところにやりがいを感じています。研究開発では、部署ごとに複数のテーマが設定されており、そのテーマにどの程度工数(社員の労働時間)をかけるのか、があらかじめ決まっています。私が担当するテーマの担当人数は4〜6人程度で、自分の役割は実験をおこない、データの蓄積をおこなうことです。実務である私の検討内容結果がテーマ進捗に直結するため、張り合いがあって面白いと思っています。また、個人でも半期(半年)ごとに目標を複数設定します。目標はテーマに関することや自己啓発に関して自分と上司で相談して設定し、期末にフィードバックの面談もあります。仕事内容に関して共有し、成果に対する評価もあるので、自分のパフォーマンスを客観的に認識できるので安心して仕事を進めることができます。

入社の理由について

自分の所属していた研究室に当社の社員がドクターとして在籍していたので、そこでこの会社を知りました。その後、インターンに2回参加し、表面処理という技術に興味が出てきて、応募することを決めました。就活では20社程度の会社に応募しましたが、当社を選んだ理由は面接が一番面白かったからだと思います。研究テーマというよりは、自分の考え方について問われることが多く、自分の人生を振り返る良い機会をもらいました。この選び方が正解かは分かりませんが、今のところ良いところに就職できたなと思っています。

ある1日のスケジュール

SCHEDULE

キャリアステップ

CAREER STEP

  • 2020年

    総合技術研究所 第六研究センター

同僚からのコメント

F.Yさんと同じチームで仕事をしています。F.Yさんが同じ部署に配属されたとき、おっとりしていそうな人だなというのが第一印象でした。しかし、F.Yさんは取り組むべき課題とスケジュールをきちんと理解していて、私が予定しているよりも速く実験を進めデータを出してくれます。また、質問や実験に対する提案を積極的におこなってくれるので、時には私の方が焦ってしまう事も。F.Yさんも加わり、チーム内で意見交換しながら業務を進める事で、きっとより良い技術が生まれる気がしています。

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