経営層をサポートし、
経営課題の解決に取り組む

マネージャー

経営企画部
法学部 出身

K.Y (1996年入社)

現在の仕事内容について

長年在籍した経理部から異動し、2021年4月より経営企画本部経営企画部に所属しています。経営企画部は、中長期の経営戦略や各種方針の立案およびその進捗管理を始めM&Aや大型投資案件の検討、予算編成、広報、各種プロジェクト支援など幅広い役割を担っています。
その中で、現在、私自身が携わっている業務のひとつに、サステナビリティ経営推進に関する業務があります。具体的には日本をはじめ各国、競合他社のサステナビリティに関する情報を収集し、自社の課題を洗い出したうえで、課題解決に向けた具体的な取り組みにつなげていくというものです。そのほか、経理部で培った知識を生かし関係会社の評価指標の策定やモニタリングの仕組みづくりなどにも取り組んでいます。また、月に2回開催される執行役員会にも事務局として参加しておりますが、経営層の考えを理解する上でとても役立っています。

仕事のやりがいについて

経営企画部の業務は、経営戦略やM&Aといった一般的にはグループや会社全体に関する事項がある一方、計画立案や戦略の実行段階では、各事業部へ説明にまわり、合意形成をおこなうなど地味な立ち回りもあります。各部署との調整の難しさや関係者を巻き込む難しさを感じることも多々ありますが、広い視野を持って仕事に取り組むよう心掛けています。
異動前の経理部では、管理職として、決算業務や税務を担う7名のグループを統括し、上場企業として有価証券報告書の開示のほか、監査対応や税務調査対応をおこなっていました。会計・税務の専門知識が必要とされる仕事で、株主総会が終わり一連の業務に区切りがつくと達成感がありました。また、会計監査や税務調査では会社側の見解を説明し着地点を見つける大変さも経験しましたが、乗り越えたときは充足感がありました。振り返ると、広い視野を養ううえで、経理部での経験は非常に役立ちました。
現在の経営企画部での業務においても、新しいチャレンジをする際には「これまでの経験が役立つ」そう思って、難しい業務にもやりがいを持って取り組んでいます。

エピソード

これまでのキャリアで一番思い出深いエピソードは、ベルギーへの出張です。経理部在籍時は、関係会社へのシステム導入や会計監査への同行などで海外出張は何度か経験していたのですが、ベルギーの関係会社に関しては通訳の方がいないため、現地の社長・経理担当者・公認会計士に対し、直接英語で説明したり、ヒアリングを行ったりする必要がありました。丸2日間、何とか英語で仕事を終えることができ、プレッシャーもありながら自分の語学力を試す機会となるとともに、経理業務に携わっている方たちと顔を合わせ、どのような場所で、どのようにまとめられた数字を受け取っていたのかを知ることができ、良い経験となりました。
現在所属している経営企画部の業務を始めて、ちょうど1年経過しますが、未経験から始めた仕事の進め方も徐々につかみ始めているところです。数年後には、「あの仕事でさらに成長できた!」というエピソードを語れるよう、さまざまなチャレンジをしていきたいです。
最近、女性活躍が注目されていますが、私自身が女性管理職の一人として、いろいろな仕事に挑戦させてもらっています。これから続く女性たちにも多くの機会が提供され、男女ともに今まで以上に働きやすい職場環境にしていけるよう、その一翼を担っていきたいと考えています。

ある1日のスケジュール

SCHEDULE

キャリアステップ

CAREER STEP

  • 1996年

    国際業務課

    海外関係会社との連絡窓口としてのやり取り、海外からの原料輸入業務に従事

  • 2000年

    経理部連結会計グループ

    単体決算業務・連結決算業務・税務に従事

  • 2021年

    経営企画部

同僚からのコメント

K.Yさんとは、入社以来25年の付き合いです。同期であり・同僚であり・相談相手です。経理業務においては、新制度対応・海外グループ対応などの厄介な業務もともに乗り越えた戦友です。また、税務調査・監査法人とのハードな折衝・交渉でも確固たる信念と粘り強さ、一歩も引かない強い意志を示し、良い落としどころを探るバランスの良さも素晴らしい。とても頼りになる同僚です。今は、経験を生かしより経営に近い立場で会社に貢献し将来の経営を担う人材ではないかと思います。

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