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持続的な成長の実現と社会課題の解決に貢献します。

日本パーカライジンググループは、『地球上に限りある資源の有効活用を図り、あらゆる素材の表面改質を通じて、資源の新しい価値を創造し、地球環境の保全と豊かな社会作りに貢献します』との企業理念のもと、時代とともに変化するお客さまのニーズに合わせて表面改質技術を進化・深化させることで、お客さまの事業はもとより、産業や社会の発展に貢献してまいりました。
近年、企業を取り巻く環境は目まぐるしく変化しており、過去の延長線上の発想では成長ばかりか、生き残りも困難な状況になっております。コロナ禍やロシア・ウクライナ紛争、AIをはじめとする急速なテクノロジーの進歩など、今、足元で起こっている一連の出来事は、まさに先行きが不透明で、将来の予測が困難なVUCAの時代を象徴する出来事と言えるのではないでしょうか。
弊社では、こうした事業環境が激しく変化する時代に対応するため、今一度原点である企業理念に立ち返り、表面改質のスペシャリストとして社会課題の解決に積極的に取り組むとともに、新たな価値を創造し、社会とともに発展・成長し続ける企業グループを目指し、サステナビリティ経営の実践に取り組んでおります。2021年5月、弊社グループの思い描く未来像として策定した “Vision2030” を端緒に、サステナビリティの考え方を踏まえた重要課題(マテリアリティ)の特定、カーボンニュートラルに向けたGHG削減目標の設定など、サステナビリティ経営を支える理念体系や目標等の整備を着実に進めるとともに、2022年度より始まった第4次中期経営計画にも重要課題に関連した施策を追加するなど、具体的な取り組みに着手しております。
一例として、2024年末の竣工を目指し、神奈川県平塚市にある弊社総合研究所の大規模リニューアル工事を進めております。リニューアル後の総合技術研究所では、最新の設備機器を駆使し、環境対応型製品をはじめ、EV部品向け製品・サービスなどの研究開発をグループ企業と共に強化推進し、これら製品・サービスの利活用を通じ、サプライチェーン全体での環境負荷低減に今まで以上に貢献してまいります。
顕在化、深刻化する多くの社会課題解決のため、企業が果たすべき責任はますます増大しています。 弊社グループは、これからもすべてのステークホルダーの皆さまから信頼される企業であり続けるため『あらゆる表面をカガクで変える』を合言葉に、持続的な成長の実現と社会課題の解決に貢献できるよう努力を重ねてまいります。
今後とも格別なご理解とご支援を賜りますよう、何とぞよろしくお願い申し上げます。
日本パーカライジング株式会社
代表取締役会長兼社長
里見 多一