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平成26年度 日本塑性加工学会『学会大賞』受賞

平成26年度、日本塑性加工学会『学会大賞』を、岐阜大学と共同で受賞しました。

業績題目 : 「一工程型潤滑システムPULSによる冷間鍛造潤滑の革命」

学会大賞 受賞内容概要

半世紀以上にもわたり冷間鍛造潤滑の代名詞とされてきたりん酸塩/石鹸皮膜システム(ボンデ潤滑皮膜)に代替する新規な一工程型潤滑システム“PULS(Parker Ultimate Lubrication System)”を開発しました。
1999年頃より採用が始まり、その後十数年、市場のニーズに応える数々の技術開発・改良と同時に薬剤開発スピードアップのために、更に現場に即した潤滑評価技術の開発や、市場化を促進するための設備の開発・提案を行って来ました。現在では、国内50ライン以上、海外13ヶ国で採用されています。

本技術により、従来のりん酸塩/石鹸皮膜システムが抱える地球環境保全上の問題点を克服できるとともに、生産コストダウンへも貢献します。
その処理工程は革命的であり、従来の潤滑処理に比べ、必要なスペースは1/10以下です。一例ですが、ご採用頂いた工場では、高品質、リードタイム短縮、CO2の削減(削減効果95%)、工場レイアウトの簡略化を実現、コスト削減率は最大50%を達成しています。

この開発成果に対して塑性加工学会から、当社の開発ポリシーと高い技術力が認められ今回の学会大賞受賞に至りました。今後も、お客様の更なるニーズに応えるべく開発・販売を積極的に進めてまいります。

PULSPULS処理工程 PULSの詳細はこちら

受賞者

受賞者
日本パーカライジング株式会社
吉田昌之
今井康夫
清水秋雄
小見山忍
山口英宏
大竹正人
岐阜大学
副学長 教授 王志剛
記念楯と表彰状

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