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社長メッセージ
表面改質技術を通じて持続可能な社会の実現に貢献します。
代表取締役会長兼社長
里見 多一
日本パーカライジングは、『地球上に限りある資源の有効活用を図り、あらゆる素材の表面改質を通じて、資源の新しい価値を創造し、地球環境の保全と豊かな社会作りに貢献します』との企業理念のもと、90年以上の長きにわたり、人々の暮らし、産業の発展を支えてまいりました。
弊社の技術は金属を錆から守る防錆より始まり、その後、一貫して素材表面にさまざまな機能を付与することで地球環境の保全と豊かな社会作りに貢献してまいりました。この間、技術の深化と用途ならびに事業領域の拡大に努め、今では基幹産業から最先端産業に至るまで幅広くその製品、サービスと技術を提供しております。
昨今、日本パーカライジンググループを取り巻く環境は大きく変化しており、中でもサステナビリティに対する意識や関心は日ごとに高まっています。特に地球温暖化防止に関する各国の取り組みは予想を超えるスピードで進展しており、日本政府も2020年10月には「2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロ」にする、いわゆる2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現に向けた取り組みを加速させております。
こうした状況下、弊社グループも昨年5月に私たちのありたい姿と向かうべき方向を示した経営ビジョン“Vision2030”を公表し、その中に「サステナビリティ経営の推進」を掲げ、改めてサステナビリティの考え方を経営の中核に据えました。その後、「社会要請への対応」と「事業を通じた社会価値の創造」の両面から、大きく6つの重要課題(マテリアリティ)を特定し、社会課題の解決に努めてまいります。なお、2022年度より始まった第4次中期経営計画では、新たに発足した専担の組織が、各事業本部・関係会社と連携・協力し、重要課題に関連する対応を進めてまいります。
また、グローバルで加速するカーボンニュートラルへの取り組みに対応するため、弊社においても2050年カーボンニュートラルを目指して、2030年までにCO2排出量(Scope1&2)30%削減(2020年度比)の中間目標を設定し、積極的な取り組みを進めてまいります。具体的には、設備・機器効率の改善、運転方法・プロセスの合理化や再生可能エネルギー由来電力の利用拡大等を図るほか、2024年に拡張リニューアルのうえ開所予定の総合研究所(神奈川県平塚市所在)において、お客さまのCO2排出量削減に今まで以上に貢献可能な製品・サービスの開発を進めてまいります。
私たち日本パーカライジンググループは、これからもお客さま、株主の皆さま、そして社会から信頼される企業であり続けるため、サステナビリティ経営の推進を通じ、社会課題の解決を図り、より良い社会の実現に貢献してまいります。
サステナビリティ基本方針
『限りある資源の有効活用と豊かで健全な社会づくり』をめざして
当社の企業理念のとおり、地球上に限りある資源の有効活用を図り、あらゆる素材の表面改質を通じて資源の新しい価値を創造し、地球環境の保全と豊かな社会づくりに貢献します。
日本で初めて防錆技術(りん酸塩化成処理技術)を導入以来、長年にわたり金属を中心とした表面改質分野において、基幹産業から最先端産業まで幅広く貢献してまいりました。表面改質のリーディングカンパニーとして、当社の企業活動が与える社会的責任を認識し、社会からの期待に応えるようさまざまな取り組みをおこないます。
これらの取り組みを通じて、企業の発展に努めるとともに持続可能な社会づくりをめざしてまいります。
グループ・サステナビリティ運営体制の全体像
カーボンニュートラルの取り組み
持続可能な社会を構築するために、2050年のカーボンニュートラル実現を掲げて、取り組み方針や活動目標を策定いたしました。化学企業として果たすべき役割を明確にし、事業に伴うCO2排出量削減(Scope1 & 2)、および提供する製品のライフサイクル全体を通じたCO2排出量削減に向け、積極的に取り組んでまいります。
Vision2030
表面改質技術を通じて、新たな価値を創造し持続可能な社会の実現に貢献します。
日本パーカライジンググループは表面改質を通じて新たな価値の創造に挑戦し、企業理念である地球環境の保全と豊かな社会作りに取り組みます。
重要課題(マテリアリティ)
持続可能な社会の実現に向け、当社グループが優先的に取り組むべき6つの重要課題を特定しました。
グループ全体でサステナビリティ経営を推進し、事業活動を通じて社会課題の解決に積極的に取り組みます。